本駒込エリア
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本駒込のおすすめスポット

本駒込のエリア情報


 染井霊園の墓で眠る二葉亭四迷は、著作『浮雲』の中で団子坂の菊人形を登場させています。当時の人気は作品内にも人々が激しく出入りしにぎわう様子を描いていることからわかる通り、隆盛期だったのです。頭と手・足先以外はすべて菊の花で作られたものに、蓄音機を使って役者の台詞をつけたものが大流行していました。のちに電気仕掛けの菊人形が別の地で見せるようになって団子坂の菊人形は衰退し今では廃業していますが、その周辺にはほかにも江戸期を飾る寺社や遺跡は今も残っています。


 


 


 


 


 



 本郷通り沿いにはしだれ桜がきれいに拝める吉祥寺や、富士登山信仰の流行った時代に作られた富士塚のある富士神社があります。住宅街や小学校のある中にはひっそりと天祖神社もあり、近隣の人々が散歩に訪


れていました。


 この界隈は太平洋戦争で戦火に見舞われた地域で、当時のままの姿を現存する建物はあまり残されておりませんが、戦後再建されたり残ったものを土台に新たに作られたり、文化財を後世に残す努力が至るところで見られます。


 


 


 



 少し六義園に向かって本郷通りを進むと駒込警察署の信号前に東洋文庫があります。ロンドン・タイムズの通信員であったアーネスト・モリソンが北京で所有していたおよそ2万4千冊にも及ぶコレクションを、当時六義園の所有者であった岩崎家が引き取り、アジア全域に範囲を広げてコレクションを増やしたものを博物館にして一般公開しています。現在は76万冊の所蔵となっており、その裏手には平成8年に完成した文京グリーンコートが建てられています。


 


 


 


 


 


 


駒込エリアの地形情報


 


国土地理院の土地形成図*を参考にすると、駒込エリアは関東にまたがる武蔵野台地の東の端に位置しています。更新世段丘と呼ばれる、比較的地盤の安定した土地を形成しています。さらに駒込エリアを拡大してみると、先ほどの台地の隙間は切土、盛土した造成地である低地で構成され、高地と低地の空間性を都市に与えています。そうした土地には坂が多くあり、坂を上りつめると歴史文化的な要所にたどり着くことがあります。そういった観点で街を歩いてみるのも面白いかも知れません。


また、東京都土木技術支援・人材育成センターの液状化予測*からは安定した台地であるため液状化に対しても強い土地であることが言えます。黄色の範囲は液状化の可能性がある地域としています。この評価は三段階ある液状化の評価の二番目のものになります。駒込エリアのほか地域は液状化の可能性が低い地域と評価されており駒込エリアを全体で見ると液状化に対し安全な地域であることが言えるのではないでしょうか。




 


 


*参考URL


東京の液状化予測図


http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/layertable.aspx


URLをクリックし次へ(利用上の注意事項)をクリックすると予測図と主題図から見たい情報を重ねた地図を作成することができる。


 


国土交通省ハザードマップポータルサイト


https://disaportal.gsi.go.jp/


洪水、土砂災害、津波、道路防災情報から重ねる地図を作ることができる。


 


地理院地図https://maps.gsi.go.jp/#5/36.104611/140.084556/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


上記を上回る情報リストを備えた重ねる地図。複数の情報から地図を作ることができる。情報リストから知りたい情報をクリックすると即時地図に反映。自分の知りたい地域をズームしたり、地図を透過させたりして自分なりの見せ方で表示することができる。